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他の地域とちょっと違う浜通りの復興状況。

今回の東日本大震災において大きな被害を受けた福島県。

日夜、復旧の為の努力のおかげで我がいわき市はライフラインは殆ど回復しました。

しかしもっと被害が大きかった宮城県、岩手県と比べて福島県の復興の道のりはちょっと違います009.gif

お分かりのとおり福島第一原発の事故のためです。

先日HPに「いわき復興プロジェクト」と銘打って飲み会をやった記事を投稿しましたが、あれこそまさにいわき市というか浜通りの置かれてる状態の縮図です。


よくいわれるようにいわき市は①地震被害②津波被害③原発被害④風評被害の四重苦といわれます。


しかし現実はもっと複雑です。

かならず物事には裏と表があるようにある一方の声を聞けば一方の言い分もあります。

ひとつの例だと原発関係に夫婦で勤めていた方が今回の津波で新築の家を失いました。

しかしその家は原発事故による避難区域の為、逃げてきてから一度も家の被害状況を見に行けないし、荷物の搬出もかないません。

しかし仕事をしないと住んでなくても住宅ローンは払わなければなりません。

原発の為に避難しているのに仕事先はその原発です

通うのにも役場と避難所はすごい遠いところになってしまいました。

しかたなくいわき市でアパートを借りました。しかしそのアパートはいわき市民じゃないので避難の扱いじゃなく自腹ですので2軒分の出費です。

このような例は最悪なケースですが、浜通りに住んでる方は多かれ少なかれ原発の関連の仕事に就き、その原発のせいで避難してます。


もしくは会社が無傷でも避難区域内だったので職を失ってしまったり、農家の方や漁業の方はいくら水揚げしても収穫しても廃棄処分と言う例もあります。

その一方で現在は原発の復旧の迅速化の為に県外から大勢の人が旅館やアパートを借り上げしていわき市に来て不動産バブルがおきてます。


風評被害もそうですが、風評被害に困っていると県外に非難している人がTVでしゃべったり、「全然大丈夫な数値ですよ」とマスクをして語っても真実味がありません。自分は、地元の食材を選んで食べて普通にバイクを乗ってますが、賛否両論です。


こんな現象は福島県の浜通り以外の被災地ではないのではとお思います。

今回、当店は5月のツーリングを見送りました。

自粛はやめろ!との意見もありますが気分がそうならないためです。

しかし先日津波で家を失った方は、暗くなってばかりいられないので「バイクのりて~!」と思っていると、会う人に「大変でしたね。」といわれそんな時に本人は遊んでいいのかとまた落ち込むと言う悪循環だそうです。

このようにあまりにも問題が多様化していて壊れた物を建て直すというシンプルな復興にならないのが
浜通りでありいわき市です。

そんな時に自分が出来る事。

それは、マスコミやネットに煽られて中傷しないで

相手の立場を思いやって非難せず、優しい気持ちになりましょう。

がんばっぺ!いわき

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このフレーズも、何で方言を使うのかという批判もあったらしい008.gif
by vip-bros | 2011-05-06 14:42 | 日々思う事