最近のバイク事情。

このブログも最近は模型の事しか書くことがありません。
なぜなら現在のバイク業界は、非常に憂慮すべき事態が起きており前向きな話が出来ないからです。
①排ガス規制
②騒音規制
この二つの規制のために我がカワサキもカタログ落ちのバイクが増えていく一方で悲しみに耐えません。
最盛期の時はどのメーカーもスクーターを除いてスポーツ車が、30機種はあったかと思います。
それが08モデルのカタログにはコンペモデルを除いて17機種。これが09になりますとZRX1200R,W650,ZRX400,W400,ZRX-Ⅱ。ゼファーχ、バリオスⅡ、スーパーシェルパ、エリミネーター250V、エリミネーター125、の10機種がカタログ落ちします
通常であればモデルチェンジ!?というとこですがとりあえず一度生産終了するそうです。
つまり来年は7機種の中から選ばなければならないわけです。ホンダ、スズキ、ヤマハも同様で半分ぐらい生産終了します。

お客様から「なんで~?」といわれますが一番の原因は規制そのものより国内での販売が駄目だからです。
海外は、アジア、ヨーロッパ共景気が良く海外向けのモデルはがんばって新製品を作ってます。

もちろん外国メーカーも勢いがありどんどんニューモデルをリリースするのでなおさらお客さんの国内4メーカーからのバイク離れが進んでます。

この原因は4輪車でも言われるように少子化と若者の車離れガ大きいです

多分これからは、ネットで買い物して、部屋でWiiでスノボーやってバイクのゲームもやって、カロリーの消費も計って健康になった気をして過ごすのでしょう。このほうが骨折したり出かけて事故にあったりしないでいいですよね。

最近の若いお客さんと商談すると「安全なバイクはどれですか?」と真顔で言われます。

自分たちの時代にはありえなかったことです。みんな冒険より確実な人生を望んでるのでしょう

その中で唯一の朗報は女性が元気がいいです。欲しいという意欲が明確で、シンプルにかっこいいということをストレートに求めます。納車の時もこっちの心配をよそにじつに上手に楽しそうに乗っていきます。

がんばれ男の子!昔は女の子にもてるためにバイク乗ったんだぞ!

などと色々思ってしまうこのごろです。
by vip-bros | 2008-08-28 12:06 | 日々思う事
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