前回、告知のとおり傑作機として名高いモスキートと特に良いところがなかったホワールウインドを比較してみました。
モスキートは傑作機らしくタミヤから出ていますがホワールウインドは絶版のクラシックエアフレームの簡易インジェクションをネットで探して買うしかない状況が続いていたのですが最近トランペッターからキットが出たので購入しました。 キットの印象は、部品点数が、非常に少なくあっという間に完成しそうということです。 内部構造はクラシックの方が精密で正確かと思います。 それならばと、ずっとお蔵入りしていたハセガワのホーカータイフーンが機内色も脚庫の中も同色なので二機同時製作という方法をとることにしました かたや、爆撃機として設計され他ということもあるので大きさの違いは歴然です。 スペックでいえばモスキートが、 ロールスロイス、マリーンエンジン1710馬力×2 最高速667km 配備はホワールウインドより1年遅い1941年。 ホワールウインドが ロールスロイスぺリグリンエンジン960馬力×2 最高速579km モスキートが複座なので一概に比較ができないが、できた形をみるとホワールウインドは小さな機体にエンジンを二基搭載して翼面積を少なくして高速を狙い、機首の20mm機関砲4門をぶっ放して一撃離脱する作戦だったのかな!?と想像してしまいます。 しかしエンジントラブルと翼面積が小さい為に着陸速度が高くて滑走路探しで苦労したみたいです。 ラジエターの冷却方式まで一緒なのにね~ 機関砲は真鍮パイプで造りました。 大昔に買った「丸」の別冊「英国の戦闘機」の写真でこのコードレターだと日本機のようにやたらと色がはげてたり汚れてるのでそれを再現してみました。 ついでに次回アップする予定のホーカータイフーンのカードアタイプのおさわりの写真をアップしておきます。 こちらもH型24気筒のネピアセイバーエンジンで鳴り物入りデビューの予定がぜんぜん駄目で低空で対戦車に活躍の場を移すという、数奇な運命の機体です、。 しかしこのあごの押し出しの強さと、機体後部が飛行中むしれる事故が多発して無理やり補強したフランケンのような継ぎ目などのせいか、人気があるのでキットには恵まれている機体です。 #
by vip-bros
| 2015-11-15 16:16
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by vip-bros
| 2015-11-11 09:53
| イベント
WW-2の傑作機は、数々あれどモスキートは傑作中の傑作だと思います。
当時、最高速を上げるため簡単に言えば双発にしてエンジンを2基にすれば馬力は倍になるだろうと安直に考え相当な数の駄作機が出来ました。 Bf110も月光も、当初の目論見どおりではなかったはずです。 その点モスキートは、その高速性から戦闘機としてもすごいし、爆撃機としても活躍するはで、それはそれはどこをどう設計したからそうなったのか、びっくりするほどの活躍でした。 しかも、なんと木製だったのです。これは、金属(とくにアルミ)が入手出来なくなる事態を想定してむしろ金属より重くなってしまったのですが、現在で言えばベニア合板なのです。 その大好きなモスキートの戦闘機型を製作しました。 タミヤの出来の良い模型を作るのは、久しぶりで、あまりにも相が言い分ランナーをきちんと削らないとどこかでつじつまが合わなくなるという贅沢な悩みもあります。 前にも書いたと思いますが、自分の模型製作のモチベーションは、写真じゃない立体で見たときの形状や、大きさがわかるのが面白くて作ってます。 今回、モスキートを作ってわかったのは,複座だけあって意外と大きいのと、双発機の問題であるナセルストールがおきづらいであろうなと思われる主翼とのつながりがなんともかっこよかったのと20mmの機関砲4門、7.7mmがやはり4門。 しかも爆弾を4個搭載!これはやっぱり傑作機だな~!と思えましたね 次回作は同じ英国機で、モスキートと違い失敗に終わった双発機の「ウエストランド、ホワールウインド」をつくります。 そうすればどこが間違っているのかわかるはず!? という以前に主翼の形状があまりにも違うのが.... #
by vip-bros
| 2015-08-07 19:05
| 飛行機プラモ
今日、55歳の誕生日を迎えました。
普通にうれしく思っていいはずですが。 こんなとき、中学時代に地元のヤマニ書房という本屋さんでかけてくれるブックカバーの言葉を思い出します。 「人生は短い。この本を読めばあの本は読めないのである」、「読む価値がある本は買う価値がある」 ラスキンという人の言葉らしいが、当時は折角、本を買ったのになんとなくネガティブな言葉だな~!?と思ってました。 しかし50歳を過ぎるとこの言葉の持ってる意味がしみじみとわかります。 自分は、本が大好きで、むしろ活字中毒のためどんなときも本が手放せません。読みかけの本があっても、それば、続き物で1を読んで2が入ってくるまで少しでも時間がかかると、別の本を買ってしまいます。 それは今現在「ピルグリム」三部作の1を読み終えて2,3を注文したら、ちょっと時間が空いてしまったので「一路」の上下を読んでる始末です。 ただし、ものすごく良い作品に出会うと、感動してその著者の本を買い漁るのですが、悲しいことにどの作家もピークというものが存在してその後の作品は、前作を越えることが出来ず、悲しい思いすること必死です。 それは映画にもいえて、映画でいえば最近は多くても週二本が限界で、完全に拘束される分、駄作に会うと 時間を返して欲しいという気持ちになりまさにラスキンさんの言葉のとおりになってしまいます。 先日、プラモの在庫の数を数えたら優に100個はありました。 プラモ製作は1機作るのに2~3ヶ月かかります。つまり年に4機が限界! となると80歳まで作れると仮定して100機製作が限界という結論が出ました。 本、映画、音楽。プラモ。どれも残された時間をあからさまにされた感じがして焦り、絶望を感じてしまう結果になりました。 映画も本も、誰かに自分が巡り合わなかったすばらしい傑作をアドバイスして欲しい今日、このごろです。 #
by vip-bros
| 2015-08-03 12:28
| 日々思う事
このところ、余裕があるのか自分でもわからないけれどプラモ製作の時間が結構とれるようになったような!?
前回のJu-88の苦労から開放されたせいかもしれないが、制作意欲たっぷりである。 そんな折、Sくんから、「知り合いがMigの完成品が欲しいので作ってくれないかな?」とのオファーをいただきました。 Mig29ファルクラムでは、食指が動かないのですがセンチュリーシリーズのMig21となれば俄然やる気が出てきました。 しかも手持ち在庫にアカデミーのMig21PFがあったので余計にやる気になりました。 製作中に気がついたことは現在だとチェコのエデュアルドから決定版のキットが出ていて、そちらの製作記はあったのですがアカデミーのキットは見当たらなく、コクピットはあまりにもあっさりしていたので、田宮のF-84からパイロットフィギアを流用してみました。 その他パイピングなどでデティールアップをしてみましたが資料等も少ないので雰囲気重視です。 一番の苦労は色指定が何故かFSカラー指定でハンブロールからMrカラーに変換しても当然無いものばかりです。 結局、こちらも雰囲気重視で調色しました。 機内色はロシア機ならではターコイズブルーでこれは色の源から作ることとなりました。 それと機体外部に着く小さなインテークは開口しました。 出来上がってみると「かっけ~!」が第一印象です。 この時代の機体は、やっぱりかっこいいですね 次はハンプバックの無い初期型をナチュラルメタルで作ってみたいところです。 さてこの勢いで次回作をもう手がけております。 次は英国を救った英国の三大傑作機の「モッシー」ことデハビランド モスキートです。 こちらも買い置きのキットですが、タミヤのキットでマーキングがインベンションストライプの機体が無かったので別売りデカールで製作します。 #
by vip-bros
| 2015-07-01 16:22
| 飛行機プラモ
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